妊娠超初期症状チェッカー
【医学的根拠に基づく15項目】妊娠超初期に現れやすい症状をチェックして、妊娠の可能性を確認しましょう。
このチェッカーは診断ツールではありません。結果に関わらず、妊娠の可能性がある場合は適切な検査を受けることをお勧めします。
?? 重要な注意事項
このチェッカーは医学的診断ではありません。結果は参考程度にとどめ、妊娠の可能性がある場合は妊娠検査薬の使用や医師にご相談ください。
あてはまる症状にチェックを入れてください
過去1?2週間に感じた症状について確認してください
妊娠超初期症状について
妊娠超初期とは
妊娠超初期とは、妊娠0?3週頃を指します。この時期は受精・着床が起こる時期で、妊娠検査薬でも反応が出にくい期間です。症状には個人差が大きく、全く感じない方も多くいらっしゃいます。
症状の信頼度について
信頼度:高
医学的に妊娠の可能性が高いとされる症状。ただし、他の原因でも起こりうるため、確定診断には検査が必要です。
信頼度:中
妊娠初期によく見られる症状ですが、生理前症候群(PMS)などでも起こりうる症状です。
信頼度:低
妊娠に関連して起こることがある症状ですが、他の原因による可能性も高い症状です。
症状の医学的根拠
生理の遅れ
妊娠により黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が継続し、子宮内膜が維持されるため、生理が来ません[1]。
基礎体温の高温継続
妊娠が成立すると、黄体ホルモンの作用により基礎体温が高温を維持します[2]。
乳房の変化
妊娠ホルモン(hCG、エストロゲン、プロゲステロン)の影響で乳腺組織に変化が起こります[3]。
吐き気・つわり症状
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の急激な増加が関与していると考えられています[4]。
注意事項
- 症状の有無だけでは妊娠の確定診断はできません
- 症状がなくても妊娠している可能性があります
- 他の体調不良や疾患でも同様の症状が現れることがあります
- 妊娠の可能性がある場合は、適切な時期に妊娠検査を行ってください
妊娠検査について
検査のタイミング
市販の妊娠検査薬
生理予定日の1週間後から
最も正確な結果が得られる時期です。フライング検査は偽陰性の可能性があります。
早期妊娠検査薬
生理予定日から
通常の検査薬より早く検査できますが、やや精度が劣る場合があります。
血液検査(医療機関)
着床後1?2週間から
最も早く正確に判定できますが、医療機関での検査が必要です。
参考文献
- 日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン産科編2020」
- 杉山陽一編「NEW エッセンシャル産科学・婦人科学 第3版」(2018)
- 荒木勤編「標準産科婦人科学 第4版」(2017)
- Lacroix R, et al. Nausea and vomiting during pregnancy: A prospective study of its frequency, intensity, and patterns of change. Am J Obstet Gynecol. 2000;182(4):931-7.